高性能強力吸湿剤製造元:株式会社 三和

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よくある質問

~EX-DRYについて~

EX-DRYの主成分は?
EX-DRYの主成分は高純度の無水塩化カルシウムです。そこに凝集剤として天然素材の高性能水溶性高分子を加えております。
EX-DRYの吸湿の仕組みは?
主成分の無水塩化カルシウムのもつ潮解力のみで、湿気(水蒸気)を化学的に吸着します。吸着後の潮解液を天然素材の高性能水溶性高分子がゲル/ゴム状に凝集します。
吸湿の際、化学反応を起こさず組成の異なる物質も生成しません
EX-DRY吸湿能力は?
EX-DRYの吸湿率は、気温30℃・相対湿度90%RHの条件下、21日間でおよそ自重の300~350%です。
これは一般的なシリカゲルの5~7倍の吸湿能力に値します。なお、理論値最大での吸湿量はEX-DRY1gにつきおよそ7mlです。
主成分に“塩化”と付くが電子部品、精密機器等に影響はないか?
ご安心ください。安全性の高い凝集剤の使用と弊社独自の包材を使用することで、原料や潮解液が漏れ出すことはありません
また、気温25℃~150℃で塩化水素などのガスの発生がないこともTG-IR(熱スペクトル分析)によって実証済みです。
(但し気温約70℃時点より水の単純な蒸発による水蒸気の発生は認めております。)
発熱や発火は無いか?
塩化カルシウムが潮解現象を起こす際に人肌程度まで熱を持つことがありますが、これは直接水に浸すなどして急速に吸湿させた場合です。
通常の除湿目的でのご使用時、一度に上記のような熱を放出することはございません。
使用後の廃棄方法は?
法規に準じて、焼却及び埋設処理が可能です。原料が天然由来のものである為、焼却時の環境汚染物質も大量に発生しないものと考えます。
なお基本的にEX-DRYは再利用できません。
海外法規制への対応は?

国連GHS、欧州REACH、欧州CLP、中国GB(国家強制標準)に基づき各法規制の対応をしております。
特に製品1つ1つに上記全ての法規制に遵守したラベル表記を日本語・英語・中国語・スペイン語(現在対応準備中)で施し、世界中どこへでも安心して輸出でき商品に仕上げております。
また、それぞれのSDS(安全データシート)についても定期的に見直し、改訂をしております。

さらに、EX-DRYは2015年10月に欧州REACHに本登録されました。中国国内に於いては化学事故緊急相談電話番号の対応も継続して行っております。

国連GHS規制:
化学品の危険有害性(ハザード)ごとに分類基準及びラベルや安全データシートの内容を調和させ、世界的に統一されたルールとして提供するものです。
これに基づくSDS対応や表示ラベルの対応が成されなければ、主要国各国及びGHS規制に基づいた法規制を有するすべての国への輸出・流通は不可能となります。
欧州CLP規則:
分類(Classification)、表示(Labelling)、包装(Packaging)に関する法則です。2015年6月以降、これに基づくSDS対応やラベル表示のない製品につきましてはEU圏内への持ち込み、流通ができておりません。
欧州REACH規制:
Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicalsのを略したもので、2007年6月1日に発効した化学物質の総合的な登録、評価、認可、制限の制度です。
中国GB (国家強制標準):
「中華人民共和国標準化法」で定められた「技術基準」で、「生産・販売・輸出するためには必ず守らなければならない」とされる全国的範囲で統一を必要とする標準です。
どれぐらい使用すればいいか?
使用量に関しましては、はじめに私どもから一概に何をどれだけ使っていただきたいとはいえません。お客様の製品や荷物の「安全」を第一としまずは問題点やご使用用途・計画をお聞かせください。そこからJIS Z-0301に則り机上計算をし、推奨グレードの選定とその使用量をご提案致します。
机上計算に加え、これまで蓄積したノウハウを活かしたご提案をいくつかさせていただき、お客様がご納得いただけるよう努めております。
参照:使用量計算
海上コンテナの丸ごと除湿が可能だと聞いたがどのようなものか?
海上コンテナ丸ごと除湿は、コンテナひとつを一梱包形態とし、コンテナ内の空間除湿によってお客様の荷物全体を湿気から守ろうとするものです。
特にEX-DRYのSU-HシリーズやEX-300SUでは、コンテナ内にEX-DRYを吊下げていただくことが可能であり、広い空間の湿気を効率よく除湿することが可能です。
海外への輸出の際など、長期間で大量の梱包荷物の輸送の場合は、コンテナ丸ごと除湿の方がコストメリットがある場合が多くなっております。
ガスは発生するか?
主成分の無水塩化カルシウムは自然界に於いて安定した物質で自ら分解や化学的エネルギー変化を起こしにくいものと考えます。
ある種の薬品と高温加熱によって塩素系副生成物を発生させることは可能ですが、乾燥剤として吸湿作用のみの使用に留まる場合、塩素イオンや塩化水素等のガス発生は御座いません。これは熱スペクトル分析(30℃⇒180℃加熱試験)によって証明されております。
輸送時の温度・湿度の測定はできますか?
弊社では温湿度測定器データロガーを準備しております。これはUSBメモリーのような小さな機器ですので輸送荷物の僅かなスペースに同載戴けます。
輸送時の温度・湿度変化を自動的に測定し、さらに結露点の計算も自動で行います。測定データをグラフ化することで、お客様の輸送時の問題点の実態を把握し、より核心をついた対策をご提案できるようになります。実輸送データも多数ございます。
詳しくは弊社EX-DRY事業部までお問い合わせください。
シリカゲルとの素材の違い、吸湿原理の違い、性能効果の違いは?
下表をご参照ください。
EX-DRY シリカゲルA型
素材
  • 無水塩化カルシウムが主成分で高性能水溶性高分子を凝集剤として使用
    包材は不織布ベースのものを採用
  • 二酸化ケイ素が成分の98%以上
    吸水着色指示薬は塩化コバルト又は鉄ミョウバン
吸湿原理
  • 主成分の無水塩化カルシウムが持つ潮解力で湿気を吸収する
  • ゲルの表面に多数あるくぼみで対流している湿気をキャッチする
吸湿性能
  • 初期吸湿能力に優れており、相対湿度90%における吸湿率は約350%
  • 物理的な吸着による吸湿である為性能が温度・湿度に左右されない
    理論上、自重の約38%までの吸湿が可能
放湿性
  • 吸湿後の水分を高性能水溶性高分子が凝集・粘化し、包材の仕様によって吸湿した水分は通さない為、放湿性はない
  • 150℃以上の加熱で水分を放湿することができるので再利用も可
    但し、一般的に吸湿能力は放湿ごとに劣化
安全性
  • 塩化カルシウムは融雪剤として利用されている程安全。弊社が採用している凝集剤も天然由来の成分である
  • 塩化コバルト(吸水青色指示薬)が0.1%wt以上含まれると発がん性表示のGHSラベルが必要
相当量
EX-10SU … 重量約16g ⇒ シリカゲル70~100g
EX-50SU … 重量約74g ⇒ シリカゲル300~500g
EX-100SU … 重量約147g ⇒ シリカゲル700~1000g
EX-150SU … 重量約218g ⇒ シリカゲル1000~1500g
*弊社調べ シリカゲルA型との比較です
貿易に必要な書類についての対応は?

下記について資料を取り揃えております。ご対応いたしますので、まずはご相談ください。

  • SDS(安全データシート) ⇒ 欧州CLP規則対応 その他主要国対応
  • SVHC物質の非含有証明
  • フマル酸ジメチル非含有証明
  • 該非判定証明書
  • REACH規制 本登録レポート
  • RoHS指令2.0 指令対象物質不使用証明書 等
ダンボールや木箱にて保管した場合の危険性とバリアフィルムについて

図はダンボール、木箱(厚み5mm)、PE1重(厚み60µm)、PE2重(厚み100µm)のバリア梱包についてEX-DRYを使用した時の相対湿度の経過変化です。結果といたしましてダンボールや木箱は湿気を通しやすく、自身が吸湿・含水するため多湿下での保管、輸送には不向きで錆やカビ発生の危険性が高まります。
弊社ではPEフィルムの併用等、EX-DRYご使用時の適切な方法につきましてもご相談させていただいております。

図. 各バリア梱包での相対湿度変化

PEやPP等のフィルムを弊社では「バリア性をもつ包材」とご説明しております。「バリア性」とは外部からの品質低下を招く要因を遮断する働きをいいます。
外気の水素、酸素、二酸化炭素、窒素といった気体は錆やカビ、結露から起こる品質・鮮度へのダメージを与えます。
上記のような気体の透過量、水蒸気の透湿量はフィルムによって大小がございますが、外気遮断の役割は乾燥剤ご使用時には有効であるといえます。

万が一、製品の欠陥により消費者へ何らかの被害が生じた場合の対策は?

対策しております。弊社は国内・海外ともにPL保険に加入しております。
そのため、国内や海外でPL事故が起こった際には、迅速に対応させて頂きます。